最初は美容液で取り入れる

美白化粧品には化粧水やクリームなど、様々なタイプがあります。中でも、美容液は濃度の高い美容成分を含むことが多く、他と比べるとシミやくすみといった肌悩みにアプローチしやすいといわれています。そのため、初めて美白ケアを行うなら美容液からスタートするのが一般的です。

古い角質を取る

古い角質が残っていると、肌のくすみやシミが現れやすくなります。そのため、美白化粧品と並行して古い角質を落とすスキンケアを行うことも、肌悩みへの対策によいといわれているのです。

ただし、ピーリングなどの角質ケアは肌に負担を与えやすく、頻繁に行うと肌荒れの原因になることもあるので注意が必要です。パッケージに記載された使用頻度を守り、肌をいたわるようにしてください。

日焼け止めも併用する

紫外線による影響は、美白化粧品だけではカバーしきれません。紫外線のダメージが積み重なることでシミやくすみが出やすくなるので、日焼け止めを併用することも大切です。また、紫外線をカットするサングラスや帽子、日傘を活用する対策も有効といえます。

使い続ける

肌の変化は少しずつ現れるため、なるべく使い続けることがポイントです。少なくとも1年は続けて、肌の様子を見てください。

また、紫外線が気になる夏だけ美白化粧品を使用し、秋・冬は使用をやめるのは逆効果です。紫外線はいつでも降り注いでいるので、1年を通したケアが必要となります。

スキンケアの順番を意識する

美白美容液のみだと保湿が足りず、肌が乾燥してしまうことがあります。化粧水や乳液なども用意し、順番を意識しながらスキンケアを行うのが大切です。最初に洗顔やクレンジングで汚れを落とし、化粧水で肌に潤いを与えましょう。肌が整ってから美容液をつけ、なじませるのが塗り方のコツです。

美容液の後は水分の蒸発を防ぐために、乳液やクリームで油分を重ねます。化粧水や乳液、クリームの美白化粧品を使うときも同じような順番になるので、日々のスキンケアで意識してみてください。

気になる部分を中心に、全体に塗る

一見するとシミやくすみが全くない部分も、年齢を重ねるごとに目立つようになる場合があります。あらかじめ美白化粧品でケアをすることで、将来的なシミやくすみを予防することが重要です。

まずは、美白化粧品をシミやくすみが出やすそうな部分に塗ります。その後、全体に塗り広げるようにするのが基本です。

摩擦を起こさないようにする

肌への摩擦は、シミの原因となるメラニンの増加につながると考えられています。美白化粧品を指で擦り込むのではなく、手のひらになじませてからそっと顔全体を包み込むようにするのも大切なコツです。

目尻やほうれい線周りなど、気になる部分だけに使うときは、指の腹を使って軽く押すようになじませます。肌をいたわるように、優しくケアをしてみてください。

規定量を確認する

規定量より少ないと、化粧品を塗るときにムラができ、摩擦も起きやすくなります。使用前に説明書に記載された規定量を確認し、適切な量を塗るようにすると安心です。