コツ1：他のスキンケア用品と組み合わせる

美容液のみの使用だと保湿が足りず、乾燥に悩まされることがあります。化粧水や乳液といった基本的なスキンケア用品を用意し、プラスアルファとして美容液を使うのが基本です。ただし、他のスキンケア用品に美容液を混ぜると本来の効果を発揮しにくいため、順番を守って使うようにしてください。

コツ2：化粧水・美容液・乳液の順番で使う

美容液は、化粧水で肌を整えた後に使います。美容液をつけた後は時間を置かずに乳液を重ね、水分が逃げるのを防ぐのがポイントです。乳液の後に美容液をつけると、油分によって美容成分が弾かれてしまうことがあります。

コツ3：説明書をチェックする

メーカーによっては、美容液の量や使用する順番が異なる場合があります。最初に使用する前に、説明書を確認することも意識しておきたいポイントです。

使用量の目安

使用量は、美容液の種類によって変わります。それぞれの使用量の目安は、以下のとおりです。

使用量が少な過ぎるとムラができるだけでなく、塗布する際に肌を擦ってしまうリスクがあります。一方で、美容成分は無限に肌へなじんでいくものではないため、量が多ければよいというわけでもありません。基本の使用量の目安に加えて説明書も確認し、適量を守るようにしてください。

10代～20代前半

10代～20代前半にかけては皮脂の分泌が多くなりやすく、肌のベタつきに悩むことがよくあります。ベタつく一方で、肌の奥は乾燥するインナードライが起きる方も少なくありません。

そのため、ベタベタしにくく、保湿を行えるスクワランやヒアルロン酸を含んだ美容液が役立ちます。また、皮脂分泌によるニキビが気になる場合は、薬用成分を含み、肌への刺激が少ない美容液を選ぶのも1つの方法です。

20代後半～30代

20代後半に差しかかると、日頃から積み重ねてきた乾燥の影響が出やすくなります。コラーゲン量が落ち、肌のハリが気になる場合も多くなるため、美容液で早めに対策をとる人も増えるのがこの年代の特徴です。

20代後半～30代は、コラーゲンの他にレチノールを含んだ美容液を取り入れる方法があります。ただしレチノールは刺激が強かったり、紫外線の影響を受けやすかったりといった注意点もあるため、事前に使用方法を確認するようにしてください。

また、30代は紫外線の負担によってシミが目立ち始める年齢でもあります。ビタミンCを配合した美容液で、早めのシミ対策を行ってみてください。

40代～

40代に差しかかると、女性ホルモンのバランスの揺らぎによって肌の乾燥が気になることが増えます。シワやツヤのなさに悩みを抱く場合も多くなるので、ビタミンA誘導体やヒアルロン酸などが配合された美容液が重宝します。また、くすみやシミ対策のために、美白美容液を使用する方法もあります。